こんにちは! SphereStars 一条莉世(Ichijo Rise)です。
もうすぐGWですがどこか旅行に行かれますか?
数年自由に旅に行けなかった時期が長かったなと思いますが、今年は連休や夏休みとたくさんお出かけしたいですよね。
旅に出ると、普段と環境が違くなることで知らない間に疲れたりストレスがかかってきます。そんな時に数本持っていると安心なアロマ精油があります。
今回は、旅先や出張時に持っていくと役立つアロマオイルをいくつかご紹介します。
アロマテラピーの効果
アロマテラピーでは精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれる芳香植物(ハーブ)から抽出した100%天然のエッセンスを使います。
アロマテラピーの優れている点は心と身体の両面に働きかけ、人間が本来備えている自然治癒力を引出し高めてくれるところです。
「自然のものなのだから安全」と思われがちですが、これは間違いです。精油の中の成分には医薬品の原料として用いられる成分も数多く含まれています。使用するときは必ず安全な使い方をする、使用する精油は良質なものを選びましょう。
※アロマテラピー精油は必ず安全性に注意して使用して下さい
※精油を選ぶ際はアロマテラピー専門で扱っているお店で購入することをお勧めします
旅行中に起こりやすいトラブル
- 乗り物酔い、吐き気
- 足のむくみ
- 時差ぼけ
- 胃腸の調子が良くない
- 眠れない
- 疲れやすい、免疫低下 他…
他にも季節によっては虫よけ・虫刺され、日焼け・火傷なども起きやすいトラブルかと思います。今回は上記のトラブルを考えながら、制吐、消化器系調整、抗ウィルス、抗菌、免疫強壮、鎮静作用などに効果のある精油を選びました。
ペパーミント、ローズマリー、ユーカリ、ティトゥリー、ジュニパー、サイプレス、ラベンダー、ゼラニウム、ラヴィンツァラ、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリン 、カモミールローマン‥
さらにこの中から、特に旅行時や出張時に持っていると役立つ精油を5つご紹介します。
旅行におすすめの精油 5選
ペパーミント
学名:Mentha piperita
科名:シソ科
主な産地:イギリス、フランス
抽出部位:葉、全草
香りの系統:ハーブ系
禁忌注意事項:ケトン類を含むため特に妊娠中、授乳中、乳幼児は避けること。皮膚使用は高濃度で行わないこと。
清涼感が強く、ガムやキャンディでもなじみのある香りです。香りを嗅ぐだけでペパーミントのすっきりとしたシャープな香りは気分を爽快にしてくれます。
・乗り物酔いをしたとき
・吐き気や胃もたれを起こしたとき
・車を長時間運転する際の眠気予防
・時差ぼけを解消したいとき
ラベンダー
学名:Lavandula angustifolia
科名:シソ科
主な産地:フランス、イギリス
抽出部位:花
香りの系統:フローラル系
禁忌注意事項:低血圧の人はだるさを引き起こす可能性
ラベンダーの香りは抜群のリラックス効果があります。抗炎症作用、鎮静作用、鎮痛作用、また消臭作用もあります。言わずと知れた万能精油なので持っていると安心です。
・リラックスしたいとき
・ぐっすり眠りたいとき
・日焼けや火傷など肌トラブルが起きたとき
・お部屋のニオイが気になるとき
ラヴェンサラ(ラヴィンツァラ)
学名:Cinnnamomum camphora(Ex:Ravensara aromatica)
科名:クスノキ科
主な産地:マダガスカル
抽出部位:葉
香りの系統:ハーブ系
禁忌注意事項:特になし
マイルドで子供にも使用可能な精油です。抗菌・抗ウイルス作用に優れ、免疫力を高め感染症に効果を発揮します。個人的に飛行機に乗る時は必ずこの精油をティッシュに含ませマスクをして感染予防をしています。効果ありです☆
・感染予防したいとき
・免疫を高めたいとき
・疲労感があるとき
・精神的な不安があるとき
ベルガモット
学名:Citrus bergamia
科名:ミカン科
主な産地:イタリア(カラブリア地方)
抽出部位:果皮
香りの系統:柑橘系
禁忌注意事項:光感作
柑橘系の中でマンダリンと並ぶ優しい精油です。レモンの爽やかさとオレンジのソフトさを併せ持つ香りで紅茶アールグレイの香り付けに使われています。鎮静効果もあるので香りを嗅ぐだけでリフレッシュし心を晴れやかにする効果があります。
・リフレッシュしたいとき
・食欲不振のとき
・下痢便秘といった消化器系のトラブルがあるとき
・ストレス、フラストレーションが溜まっているとき
ジュニパーベリー
学名:Juniperus communis
科名:ヒノキ科
主な産地:フランス、クロアチア
抽出部位:液果
禁忌注意事項:腎臓に障害のある場合は避けること。妊娠中。
森林浴のような香りと熱を補い浄化の力も強い精油です。旅行中は歩くことが多いので疲労物質が溜まりやすくなります。また水分の排出がうまくできなくて浮腫んだり体が冷えることも多いかと思います。そんな時には足浴・マッサージをして老廃物と疲労物質を上手に排出しましょう。
・足の浮腫みがあるとき
・歩きすぎで足が疲れているとき
・身体が冷えているとき
・浄化をしたいとき
まとめ
今回は成分的効果と旅先でも使いやすい精油をいくつか選びました。
移動もあるので荷物は極力少ない方がいいので、簡単な使い方としてはティッシュに垂らして香りを嗅いだり、それを肌に触れないようマスクの内側に忍ばせたり、シャワーや浴室で使用する。
荷物に余裕がある時はトリートメントオイルとしてキャリアオイルにブレンドして持っていく、リフレッシュスプレーを作成して持っていく、小さなデュヒューザーを一緒に持ち運ぶのもいいと思います。
おすすめは自分がリラックスできる香り1本と対策別で2,3本くらい持っているとちょっとした時に役に立ちますよ!
私も長時間フライトの時には乾燥対策のためマスクを付け、リラックスできる香り、感染予防や免疫強壮のための香りを機内持ち込み用ポーチに2~3本備え持ち込んで使用しています。
アロマテラピーの自然の力と香りで日常生活はもちろん、ぜひ旅行先でも心地よく快適に楽しい時間を過ごしてくださいね♪